「目で見える管理」SMスチール現場革新に出会う! 2-2
SMスチールは生産設備ラインごとに大画面の生産モニター設置を通じて作業者の効率性を高め視覚化に注力した。 現在の設備の状態と作業内訳などに関する詳細な情報を以前より簡単に見ることができるようになった。
再稼働の変化も注目に値する。 クレーンに移動式重量計を搭載し、原材料の重量を必要な時にすぐチェックが可能で生産性を高めた。 従来は重量計がある所まで移動して重量を測り、再び素材を移動させなければならなかったが、移動式重量計を搭載して動線が従来よりはるかに簡素化された。 昨年初めて1基の重量計を導入し、今年2基の重量計を追加で導入した。
SMスチールの始興工場は約6700坪だ。 25年前と違ってSMスチールの規模も成長し、取り扱い鋼種と品目もかなり増え、既存空間の活用度を高めることが重要になった。 これに対しSMスチールはクレーンが届かない空間など工場内のコーナーの空間を活用して倉庫と生産および出荷担当者の会議空間などを用意した。
SMスチールは昨年初めて1基移動式秤を導入し、今年2基の秤を追加導入した。
SMスチールは、コーナーの余った空間を積極的に活用してイノベーションラボ(InnovationLab)空間を設け、生産担当者の現場会議と教育および休息できる場所として活用している。 空間名も社員たちのアイデアで決まった。
生産担当だけでなく入出庫担当の休憩空間も用意された。 この空間では出荷情報の確認などの作業が可能である。
工場の横には2017年から顧客休憩空間も用意された。 画面を通じて入出庫現況が可能で、文字サービスも進行されている。
SMスチール始興工場は多様な現場革新活動を通じて目で見える管理を実現した。 工場の入庫から生産および出荷ラインまで作業場物流改善と視覚化作業、安全手すり台設置およびきれいな副資材と製品の整理整頓を通じて作業者の安全を最優先に考慮し作業性まで高めた。 作業者の心理的安定感を高めるのに大きく貢献した。
一方、SMスチールは社員の安全と福利厚生を最も最優先にしている。 工場内外の冷暖房システムと女子社員休憩室、睡眠休憩室などを導入し、現在までも社員の休息空間を持続的にアップグレードしている。 昨年4月にはレーザー工場を安山に移転し、その空間を工事し構内食堂および職員教育および行事空間として活用している。
SMスチールはキム·ギホ代表理事が就任した後、職員のアイデアに基づいた始興工場革新活動を通じて作業能率向上と物流改善および職員の安全に万全を期している。