2-2
SMスチールは今年11月中に中部営業センターをオープンし、始興工場の狭いヤード問題解決と共に天安を中心とした物流改善および大田、清州、忠州、華城など新規販売網を新たに構築する計画だ。 現在、敷地5千坪、建坪1千坪規模で工事が進行中だ。
最近、天安地域に再び営業センターを新規に開設することで、近隣地域の需要家に多様な品ぞろえを持った高品質のステンレス製品を適期に供給できるようになるものと期待されている。
SMスチールステンレス営業グループワークショップ
★SMスチール営業グループ、顧客企業に合わせたサービスに総力
SMスチールのステンレス営業グループはソウル事務所、始興工場営業チーム、地方営業所を基準に計10の営業チームで構成されている。
SMスチールは流通比重が相対的に高い方で、全体販売中70%以上が流通向けの販売だ。 ほとんど流通向けの販売業務が主となっており、実需要チームはポスコと連携して家電と自動車部門に集中している。
SMスチールは漸進的に実需要比重を増やしていくという計画を持ち、最近は実需要の業者を対象に営業活動強化に乗り出している。 また、厚板事業進出を契機に厚板営業網構築のためにPSC(PlateServiceCenter)営業チームを新たに新設した。 ステンレス厚板を切断、加工する顧客を中心に営業活動に乗り出している。
営業組織の中でSMスチール始興工場内に京仁営業チームとパイプ営業チームも注目に値する。 京仁営業チームは2011年9月、始興工場周辺の近隣顧客会社の確保と対応のために作られた。 首都圏·京仁·中部圏の市場規模があまりにも大きいため、ソウル事務所と地域営業所でカバーしにくい業者を補完し、自主需要市場拡大にも積極的に乗り出している。
パイプ営業チームの場合、構造館とSUパイプ生産製品を実需要の顧客企業中心に販売しており、パイプだけでなく板材類製品もパッケージ形態で共に供給している。 主要顧客会社の場合、ステンレス配管業者であるため、群山工場完工以後、配管会社の厚板需要と関連して今後パッケージ販売を強化し対応できるよう万全の準備をしている。
このようにSMスチールは既存のステンレス板材類とパイプ販売に限定された領域から更に一歩進み、今後厚板製造を通じて多様な製品の品揃えで顧客に競争力のある素材を供給するという計画だ。
★25年業歴のステンレス流通業伝統の強豪、エスエムスチール
SMスチールは今年で25年目のステンレス流通事業を営んでいる。 需要家の信頼と長年の業界の力を土台にした多様な需要業者のデータと営業ノウハウを確保しているというのがSMスチール営業組織の最大の強みだ。
設立初期には首都圏中心の販売が主だったが、現在SMスチールは主要地域別拠点で倉庫を備えた営業所を運営している。 多品種少量購入顧客のニーズを満たし、需要家との接点やアクセス拡大、地域別特色を考慮したオーダーメード型サービスが可能だ。
これと共に今年11月、中部営業センターの開所で物流と納期でより迅速な顧客満足サービスの具現化が可能になるものと予想される。 また、今後厚板生産体制が確立されれば、国内産厚板供給チャンネルを拡大し、PSC顧客社を含め、関連する全ての分野の産業に根を下ろした顧客社に多様な製品のバリエーションオプションと高品質のサービスを提供することに注力するという計画だ。