「厚板事業の早期定着の勝負師」…SMスチールのキム·ギホ代表取締役 3-3
Q) 国内ステンレス厚板市場はすでに供給過剰という憂慮があるのは事実だ。 SMスチールが厚板事業進出を宣言し「厚板輸入市場代替」というキャッチフレーズを持ち出した。 どのように輸入材を代替できるか、SMスチールの主力市場についてのより詳しい話をもう少し聞きたい。
A) 国内STS厚板市場は供給不足状態だ。 国内厚板総需要の約50%を輸入材がCoverしている。 その結果、現在顧客の発注から製品引渡しまで相当期間の納期がかかり顧客会社は困難に直面しているのが実情だ。
私たちが把握するには計約14万トンの韓国内需市場に国内生産品が約7万トン供給され、輸入材としてCMPPMP製品および厚物であるホワイトコイル材など約7万トンが輸入され流通していると推定する。 すなわち、輸入材が50%程度の割合を占めていると考えられる。
我々は高品質の製品を輸入STSの厚板に比べ、競争力のある価格で供給する計画だ。 結局、海外から輸入される製品に比べて品質、価格はもちろん納期や供給安定性の側面で国内顧客は国内供給者から購入することを選択するだろう。
▲12月中旬現在、プレスタイプとロールタイプ矯正機(レベラー)2種は機械設置が完了し、熱処理では70%、酸素設備は20%水準で進行中である。
Q) 来年にはSMスチールの群山工場が本格稼動する予定だ。 運営の主眼点は何なのか聞きたい。
A) 私たちはSTS厚板の後発走者として初期には低価格輸入材を代替することが基本目標です。 国内内需市場の50%を占める輸入財を確実に代替する考えだ。
その次には、これまで国内生産が円滑でなかった厚さ6mm以下の極薄材と80~150mm厚物材、そして幅3,300~4,000mmまでの広幅材など高仕様スケッチSize製品の供給拡大を図る。 我が工場が来年第2四半期から必要な各種認証を取得することになれば、自然に行われる事だと見ている。
一方、ポスコとの積極的な共同開発を通じて特殊鋼種における新たな供給者の役割を果たすことも計画している。 デュプレックスや6Moなど、国内の既存メーカーがさまざまな事情で本格的に着手できずにいる新規鋼種に対する開発を積極的に推進する計画だ。
Q) 最後にSMスチールを応援する顧客会社に一言お願いする。
A) 私たちが群山に建設しているSTS厚板工場は多くの方々が来社し、見学した後に「WorldBest」工場だと言ってくれている。 この分野の世界最新の工場であり、最高水準の設備で構成されていると評価されていると思う。
TWL側面で6mm以下の極薄材、100~150mmの厚物材、4M幅の広幅材が供給される予定だ。平坦度など品質面で世界最高水準になり、生産効率面でもWorldBest級になるだろう。
私たちはこのような新しい供給者の役割とその恩恵を顧客と分かち合いたい。 国内外のさまざまな厳しい経済環境を共に乗り越えていくパートナーとしての素朴な役割を果たしたい。 私たちの工場竣工前でも関心があれば、訪問して一度見てみることをお勧めする。 積極的に歓迎する。