SMグループ、STS厚板初の海外輸出
SMスチール、シンガポール流通会社MIKAS社に輸出… 設備の優秀性、世界市場に注目
SMグループ(会長ウ·オヒョン)製造部門系列会社SMスチールが7月27日、群山厚板工場でSTS厚板の初輸出の出荷式を行った。
SMスチールは6月10日群山工場竣工式以後、1ヶ月ぶりの今月6日に国内市場に製品を発売し、再び20日ぶりに輸出品を出荷した。
同日出荷されたSTS厚板は、シンガポール流通会社のミカス(MIKAS)社に供給される計60トン分だ。 ミカス社は東南アジアのステンレス業界に相当な影響力を持つメーカーだと会社側は説明した。
この日の出荷式に参加した群山自由貿易地域管理院のクォン·ビョンフン院長は祝辞を通じて「1500億ウォン規模の果敢な投資を決めたSMグループのウ·オヒョン会長の勇気のある判断と早い時間内に工場建設と製品生産および輸出まで成し遂げたSMスチール役職員の労苦にお祝いを申し上げる」と話した。
SMスチールのキム·ギホ代表は「新型コロナウイルス感染症の世界的影響で鉄鋼分野産業が萎縮し輸出も大幅に減少する中で、初輸出を順調に終えることになり感慨深い」とし「今後持続的な海外市場開拓に乗り出し、国産STS厚板の優秀性と共にSMグループブランドイメージ向上に積極的に乗り出す方針」と感想を述べた。
SMスチールが製造するSTS厚板は、設備の優秀性により製品が出る前から世界市場で注目を集めている。
SMスチール関係者は「私たちの製品はPOSCOが作った素材をスーパーレベラーで矯正した卓越した品質の製品だ。 その意味で製品ブランドを「STSスーパープレートTM(STS SuPer Plate TM)」に決定した」と述べた。
(群山自由貿易地域管理院のクォン·ビョンフン院長がSMスチールのキム·ギホ社長にお祝いの花束を渡している。)
(SMスチールの役職員が輸出されるステンレス厚板搭載の車両の前で初輸出を祝っている。)