「群山工場設備安定化進入」SMスチールのカン·ヨンシン生産本部長 3-3
Q) 特に安全事故と関連して設備以外の面でどのような努力を傾けているのかも教えてください
A) 安全事故は絶対にあってはならないことだ。 当然、設備だけで安全を保障することはできない。 私たちは法定安全教育および個人別の安全保護具の支給はもちろん、事故対応シナリオによる訓練、持続的な現場点検による危険要素の除去、そして安全環境専門部署で24時間安全事故予防のための活動を展開している。
また、工場建設、運営初期であるだけに、外部企業等の活動も頻繁なため、これらに対しても徹底した安全教育および管理を実施している。 韓国群山工場は環境、安全面でWorld Best Practice 級の工場だと思う。
Q) 最近、スマート工場と関連した関心も高まっている。 SMスチール群山工場でスマートファクトリーと関連し、導入された技術や計画がありますか?
A) 群山工場は、受注から売上まで電算で一括管理される工場としてデザインされた。 これに工場建設と同時にスマートファクトリーとして電算管理の基礎を構築した。 現在は1次開発を完了し、追加開発の設計段階にある。
工場設備と電算が連動し、すべての生産が自動化、スマート化されるのが我が工場の究極的な目標だ。
Q) 最後に今年の群山工場の目標と中長期的な目標について一言お願いします。
A) 今年の韓国群山工場の目標は、3万1,000トンの生産体制を無難に達成することだ。 3万1,000トンは今年初めからの総生産量なので、下半期に入った今、これは年間の最大CAPAである5万4,000トン生産体制を達成することを意味する。
中長期的に我が工場は、年産10万8000トン生産可能工場として設計された。 このために熱処理の増設が必要だ。 熱処理1基を追加し、年産10万8000トンの体制を整えるのが我々の中期課題である。
また、韓国SMスチール厚板工場が真の世界一流工場として認められるためには、ポスコ原材料厚板に対するスペック拡張が必須だと思う。 今は広幅材が優先して行われているが、中長期的には、次のターゲットは中厚板材だ。
生産鋼種の多様化も中期課題を挙げる時に欠かせないと思う。 工場稼動初期の安定化時期には304と316鋼種を中心に受注が進行され、これに伴い生産も304と316鋼種中心だった。 すでに生産準備を終えた347や321鋼種の実際の生産とともに、より多様な鋼種の生産体制を整えることも中期課題の一つだ。
チタン素材に対するテストが予定されており、今後は、デュプレックスまで広げる計画だ。 群山工場の目標は300系すべての鋼種の厚板を生産できる工場だ。