「群山工場設備安定化進入」SMスチールのカン·ヨンシン生産本部長 3-1
- 今年3万1千トンの生産計画、無難に達成予想
- 群山工場の設備安定化段階に進入。品質に対する自信
- プラズマ切断機·下段表面検査設備追加導入工事中、
SMスチールが6月にはステンレス流通加工業からさらに一歩進んで製造業への進出からいつの間にか1年目を迎えることになる。 これに対し、本紙ではSMスチールのカン·ヨンシン生産本部長に会い、最近SMスチールの群山厚板工場の生産動向と品質に対する評価および今後の計画について聞いてみる時間を設けた。
Q) SMスチールの群山工場を竣工してから、いつの間にか1年をなります。 困難の中でも期待する一定の成果があったものと思われます 。 今年の群山工場の生産動向はどうですか?また、今年の群山工場のステンレス厚板生産計画はどうなのか教えていただけますか。
A) 群山工場は昨年(2020年)6月10日に竣工して以来、約1ヵ月後の7月6日に初の内需用製品出荷が行われ、続いて7月27日に初の輸出製品の出荷式を行った。 振り返ってみると、夢のように過ぎ去った1年だったが、本当にやりがいのある1年だった。
何よりも生産製品の品質に対する市場反応が期待以上だったという点が大きな成果だった。 機械的性質はもちろん、平坦度や表面状態などで世界最高水準の製品に匹敵するという評価を受けている。 このような好評は顧客の注文につながり、内需はもちろん輸出でも急速に当社製品の顧客が増えている。
現在、群山工場はこのような品質に対する成果と自信を土台に設備のチューニングと改善を通じた生産量増大に拍車をかけている。 竣工時、年間生産5万4,000トン規模で設備を備えて開始し、最近は1日生産量200トンを超えた。 今年の計画生産目標量は3万1,000トンであり、無難に達成すると予想している。
Q)市中では、品質の安定化と汎用材の大量生産正常化に対する問い合わせが多い状態です。上で生産動向について言及してもらいましたが、現在の工場の設備稼働率はどうですか?また、社内的には品質に対する評価はどうなのか教えてください。
A) 私たちの厚板事業の基本戦略は「高仕様と高品質の製品を通じた輸入品の国産化」だ。 これまで国内で生産されなかった幅4,000W広幅材、厚さ5~6T薄厚材などが生産できる。
輸入材に依存しなければならなかった状況が、私たちの登場により、既に克服されたと思う。
また、このような高級材だけでなく低価格材も優秀な品質で供給するために、1,524W x6,096L標準サイズの他に2,000W x 6,000Lなどのより効率的な定尺サイズも生産中だ。 釜山厚板物流センターをオープンし、在庫生産を通じて顧客の負担を減らすという約束をしたことがある。 汎用材、すなわちマーケット材の場合、顧客が望むならばいつでも我が社の倉庫から即時購入できるよう汎用材の在庫を確保している。
設備稼働率の話は、論ずるにはまだ早いと思う。 既に述べたように、今の段階では生産量を増やすことに重点を置いているためだ。
品質に関しては工場竣工前から品質管理に万全を期して「初期流動管理体制」を導入運営した。 板1枚1枚ごとに、そしてその板の各工程1枚1枚ごとに最高の品質でなければ次の段階に移さなかった。 その結果が今の品質だと考え、私たちは私たちが作る製品の品質に対して自信ができた。 市場の顧客がこれを確認してくれたと思う。
Q)群山工場竣工後、本格稼動をしながら設備補完と関連した投資はどのように行われたか。そして設備は安定化段階に入ったのかも教えてください。
A) 竣工後、工場を稼動した結果、ボトルネック(容量が足りない)工程が発見された。 代表的なのがプラズマ切断装備だった。 これは設備運用の効率化で解決可能な面もあったが、より根本的な改善として増設が必要であった。 現在、計2台のプラズマ切断機を追加導入中である。
また、生産上の工程効率だけでなく、高品質を確保するためにも設備補完が必要な領域があった。 代表的なのがTurn Over Device(板をひっくり返す装置)だったが、製品の裏面の検査をより効率化して表面品質を厳密に管理するための装備である。 これも2台を追加工事中だ。
全般的に現在群山工場のすべての設備が安定化段階に入ったと言える。 熱処理炉をはじめ、冷却設備、矯正機、切断機、酸洗設備、AGMなど、日々効率化されている。 特に、酸洗設備の場合、初期トラブルが一部あったが、今はすべて解決し安定段階に入った。